これから何年もの間、全国の子どもたち、高校生が政治に翻弄されることになる。
橋下さんの言う通り、吉村前原維新は大阪の高校授業料無償化の必須アイテムだったキャップ制と所得制限を全て取っ払ってしまった。選挙目当てのポピュリズム、そして永田町の赤絨毯の誘惑に負けて、「貧乏人の方が損をする」(布施川天馬@Temma_Fusegawa)制度を自公与党にの呑ませてしまったのです。
これから何年もの間、全国の子どもたち、高校生が政治に翻弄されることになる。
残念で仕方ありません。
あれだけ注意し続けたのに、私以外の全国千人近くの維新の政治家は、何も言わなかった。
そもそも、大阪ではキャップ制が必須なのに大阪以外では必須でない理由について、吉村洋文代表・大阪府知事は、昨年末に「必要があれば説明する」と言ったまま、二ヶ月以上経った今でもまったく説明していない。
これが全て。これが全ての元凶。
説明責任を果たさない政治家に大国日本の未来を語る資格はありません。
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高校無償化は「貧乏人の方が損をする」と現役東大生が断言するワケ。「教育格差が広がる可能性が高い」(週刊SPA!)
高校無償化は、「おいしい毒薬」です。表面的な味だけに騙されていては、いつか毒が回ったときに倒れてしまう。
個人的には、そこに多くの財源を割くならば、大学の研究費用などへ充填し、日本の大学に研究力を取り戻してほしいと思います。それこそが、結果的に日本の教育を後押しする一手になると私は考えているからです。
※ X(旧Twitter)投稿を転載
(アーカイブ:2025.03.02)