日本維新の会は、古い政治の擁護者として自公レジームにしっかりと組み込まれたのだ

吉村洋文維新代表は、立憲民主党や国民民主党によるガソリン暫定税率廃止法案について「まさかこの時期にこの法案が通るとは思っていない」のだから"パフォーマンス"だと断じるが、維新が賛成すれば衆院可決の公算があるわけだから、そうとも言えまい。

ガソリン暫定税率廃止法案を直近の民意である衆議院で可決させれば、「大きな政治」の舞台となった可能性があったのに、もったいない。

他方、同じタイミングで日本維新の会が国会に単独提出した「2026年4月の(ガソリン暫定税率)廃止をうたう法案」こそ、今国会に提出しても全く意味のない"パフォーマンス"法案。

やはり、日本維新の会は、古い政治の擁護者として自公レジームにしっかりと組み込まれたのだと、有権者は理解することになるだろう。

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吉村洋文
「野党のパフォーマンス」維新・青柳氏が立憲・国民民主のガソリン減税法案を批判〉地方の税収が約5000億円減るため、「今から地方自治体に調整しろとは言えない。」→地方もまさかこの時期にこの法案が通るとは思っていない。どうやったら減税を実現できるかを考えるべき。

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(アーカイブ:2025.03.03)