今から万博後の政治について、本気で考え、大阪の新しい選択肢を示していくべき
日本維新の会の課題は、(オーナーたちが指摘するように)結党の理念やオーナーたちが注ぎ込んだ熱量を維新国会議員らが失い忘れ去ってしまっていることなんだけど、更に輪をかけて罪深いのは、身を切る改革や大阪都構想といった形式だけを引き続き堅持し続けていること。
特に、橋下徹プロデューサーが後継者とした吉村洋文代表大阪府知事が、年内にも大阪都構想の三度目の住民投票をかけて横山英幸大阪市長とのクロスダブル選挙と2027年春の統一地方選挙に合わせた住民投票を企図していることは、それが大阪のためではなく党利党略のためであるとの一点で、絶対に看過できることではない。
大阪の政治家は、今から万博後の政治について、本気で考え、大阪の新しい選択肢を示していくべきなのです。
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橋下徹
ただ国会での法技術的な話だけでは、万博もIRも実現できません。住民の意識を変え、社会を変えるだけの莫大な政治運動エネルギーを投入しなければ。大阪都構想も。その政治運動に保守気取りはありませんでしたよ。
※ X(旧Twitter)投稿を転載
(アーカイブ:2025.04.26)