橋下さんは戸籍廃止の立場、7年前から論点は何も変わっていない。
橋下徹さんが、家族の実態をそのまま戸籍=公称制度に反映させればいい、“家”の観念がないなら個人戸籍のまま結婚したらいい、と電波で主張しています。
しかし、そもそも“家”制度(明治民法)は1947年の民法改正で廃止され、今は“氏”制度=同一戸籍同氏の原則のもとに制度化され運用ているのです。
すなわち“氏”というインデックスの連続性こそが唯一の“家”制度の名残となっているので、仮に婚姻後の“氏”を夫婦で独立可能とすれば、名実ともに個人戸籍となり、いわゆる「戸籍」は廃止となります。
焦点は、「戸籍」を廃止するのかしないのか。「戸籍」を廃止せずに、旧姓を使いたい配偶者の利便性を確保できないのか。私は出来るという立場。橋下さんは戸籍廃止の立場。
7年前から論点は何も変わっていないのです。
【シリーズ:激論】日本維新の会・足立康史議員も参戦! 夫婦別姓をどう考える?(その1)~〔橋下徹の激辛政治経済ゼミ〕より~ 【橋下徹の「問題解決の授業」Vol.92】
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※ X(旧Twitter)投稿を転載
(アーカイブ:2025.05.04)