外来特例の見直しに関する日本維新の会の方針がまったく理解できない。

外来特例の見直しに関する日本維新の会の方針がまったく理解できない。

日本維新の会が外来特例の見直し廃止を本気で実現したいなら、政府与党案に盛り込まれていた外来特例の上限を引き上げる案を(削除せず)維持あるいは深掘りするよう求め、与党が(外来特例の見直しを含む)高額療養費制度の見直し案を削除するなら、そんな来年度予算案には賛成出来ない、と突っぱねればいいだけのこと。

ところが、日本維新の会は、(外来特例の見直しを含む)高額療養費制度の見直し案を削除した来年度予算案に賛成しつつ、自公維三党協議の場で猪瀬直樹参院幹事長が外来特例の見直し廃止を求めている。

意味が分からない。

外来特例の見直しを含む高額療養費制度案を削除した来年度予算案に賛成しながら、外来特例の見直し廃止を求める…

意味が分からない。

そもそも猪瀬さんが紹介している内容は、厚労省が提案してきた案そのものであり、何の新しさもないように見えます。

https://mhlw.go.jp/content/12401000/001351610.pdf

意味が分からない。

***

猪瀬直樹
社会保障改革・自公維新の3党協議が本日スタート。維新側としては、右肩上がりに膨らむ47兆円の医療費をまずは4兆円削減し、現役世代の負担を6万円減らすため何を工夫したらよいか提案した。 一例として3兆円の高額療養費、ガン患者らの反対で引っ込めた5300億円の削減案の間違いを指摘、高齢者の外来特例廃止で3400億円を削減できたはずとファクトとロジックを示した。反対するだけではダメでこういう解決策を示すやり方をメディアは参考にしてほしい。

X(旧Twitter)投稿を転載

(アーカイブ:2025.03.28)