悪人が悪人たる所以を示して余りある事例
橋下徹電波コメンテーターが、「告発を受けた当事者が告発を無効化することは厳禁」だとして兵庫県の斎藤元彦知事に対する批判を強めていますが、そうであれば、ご自身がつくった日本維新の会が私の告発(衆院東京15区補選における選挙違反の指摘)に対してやったことも「厳しく禁止されるべきこと」だったのですから、スルーせず、同じように批判すべきでした。
なぜ、この電波コメンテーターは、兵庫県の斎藤元彦知事のことは執拗に批判し、他方の日本維新の会吉村洋文知事(私に刺客を送り込んだ張本人)のことは一切批判しないのでしょうか。
その線引きは、極めて明瞭です。
ご自分の経歴やブランディングにプラスになるかマイナスになるか。
そして、忖度なく真実を厳しく指摘追及してくる足立は、どうして邪魔。政界から追い出すしかないとして、盟友である松井一郎前代表と一緒になって徹底的に排除していったのです。
分かりやす過ぎる展開ですが、電波で仕事をするプロにふさわしくない所業であり、人間の弱さという悪人が悪人たる所以を示して余りある事例ですね。
橋下徹さんは、一貫して、公ではなく私、公益ではなく私益のために判断してきたし、いまもしているのです。
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橋下徹
パワハラ指摘の斎藤知事、新入職員に「風通し良い職場つくりたい」 兵庫県庁で辞令交付式
➡︎斎藤さんはフジテレビの第三者委員会報告書を熟読すべきだ。今のままなら告発ができない県庁組織の風土は改まらない。告発を受けた当事者が、告発を無効化することは厳禁。
※ X(旧Twitter)投稿を転載
(アーカイブ:2025.04.02)