大阪の公立高校の半数が定員割れしたとの報道について橋下徹さんが「狙い通り」と豪語
大阪の公立高校の半数が定員割れしたとの報道について橋下徹さんが「生徒の公私間比率協定を撤廃し定員割れの高校を統廃合する条例も制定した」「狙い通り」と豪語していますが、無責任に過ぎないでしょうか。
そもそも、「3年連続定員が割れ改善の見込みがない」と判断されれば統廃合の対象となる「3年ルール」と呼ばれる大阪の条例を制定した頃は、公立高校の半数が定員割れする事態など想定していなかったはず。
大阪では、公私入学比率7:3だったものが、いまは概ね6:4。橋下徹プロデュースの橋下吉村前原誠司維新は、いったいこの公私入学比率を五年後、十年後にどうしようとしているのか。
そして、そもそも公立高校そして私立高校に、それぞれ何を求め、どのような高校教育を目指しているのか。そうしたビジョンを政治が示すことなく、競争だけ破壊だけでは未来をつくることはできない。
改革は必要ですが、「狙い通り」と豪語する前に、もっと謙虚に、大阪方式の検証をしっかり行い、教育サービスのあり方について維新は真摯に説明責任を果たすべきではないでしょうか。
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公私入学比率7:3「変えたい」 橋下知事に私学猛反発 – 橋下知事の日々
橋下徹
私学無償化の衝撃、大阪の公立高校の約半数が倍率1倍以下に 人気校の寝屋川、八尾も
➡ いいね。狙い通りの政策効果。大阪は生徒の公私間比率協定を撤廃し、定員割れの高校を統廃合する条例も制定した。少子高齢化時代、学校の統廃合は必要不可欠。
※ X(旧Twitter)投稿を転載
(アーカイブ:2025.03.09)