経済は人間の身体と同じで複雑。理論だけでは決着しないが、理論がなければ決着しない。

私がマクロ経済運営について慎重な物言いをつづける理由です。

玉木雄一郎さんも分かっている。

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トランプ大統領が3月4日からカナダとメキシコに関税を課し、4月2日からは相互関税を課すと表明したことを受け、株価は大幅に下落。日経平均先物も下落。あわせて、ISM製造業景気指数が市場予想を下回るなど経済指標も芳しくなく、米10年債金利も低下しドル安円高に振れている。理論上①関税の導入は、物価高→金利高→ドル高円安②経済の鈍化は、金利安→ドル安円高と逆方向に動くので、先が読みにくい。関税の導入が米国経済の鈍化を招くとすれば①より②の影響が大きいと市場は見ているのか、見極めが難しい。

※ X（旧Twitter）投稿を転載

（アーカイブ：2025.03.04）