ある経済誌から取材があり、コメントしました。

松井一郎元代表、吉村洋文代表と日本維新の会による悪事については、ある経済誌から取材があり、コメントしました。

もう過去のことでしたが、その経済誌は、大阪関西万博との関連で、どうしてもとのことでしたので、取材に応じた次第です。

しかし、凄い取材力で、当事者しか知らないことまで、詳細に把握されていました。

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大阪・関西万博に係る予算の膨張が予想される中で、少しでも建設資材価格が適正な水準となるよう、公正な取引が担保されるよう、国会質問することが、なぜ処分に値するのか。

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足立康史
せっかく終了と申し上げたのに、重ねて"イチビリ体質"等と煽ってくるとは驚きました。やめておけばいいのに。書きたいことは山のようにありますが、今回は一点だけ、前代表の明確な事実誤認を指摘しておきたいと存じます。私は本件について厳重注意処分を受けていません。「執行部で協議して厳重に注意した」と書いてられますが、本件について厳重注意処分を受けた事実はありません。実際、党紀委員会は開かれてないですよね。党紀委員会も開かれてないのに、厳重注意?あり得ないでしょう。これがオーナー政党の限界なのです。党による処分には段階があって、党紀委員会を示唆すること自体が「公認権」を盾にしてるのです。当たり前です。一 注意二 厳重注意三 役職停止又は解任四 公職の辞任勧告五 選挙における非公認六 党員資格停止七 離党勧告八 除名非公認や離党勧告さらには除名まである党紀委員会は、当に「公認権を盾にした」ものなのです。党紀委員会にかけられるということは、最悪、除名までいきかねない、当に公認権を有する党代表の権力の基盤なのです。前代表に、そうした法治の基本に関する認識が欠けていたとしたら、当時の維新のガバナンスは相当に深刻だ(った)と思った方がいいです。さて、実際に昨年の12月9日、(明日にも)党紀委員会を開催するから弁明に来るように、との連絡を受けました。が、同日中に党紀委員会の開催は中止となりました。なぜでしょうか。私の国会質問が"まっとう"だったから、です。松井顧問は足立の処分を望んだが、国会議員団は、私の国会質問が"まっとう"だった、と判断したのです。お話から察すると、松井顧問には厳重注意しておいた等の報告がいったのかもしれませんが、繰り返しになりますが、私は本件について厳重注意処分を受けていません。松井さんは「足立の質問は維新の考えに沿ったものでない」と(執行部が)判断したと書いてられますが、私の国会質問は「行き過ぎたカルテルが競争制限的になれば国民利益に反する」という競争政策の観点から公取委に質問したものであって、当に維新の政策方針に沿ったものでした。https://youtu.be/OyzPzkYuzrY維新八策には、こうあります。211. すべての産業分野において、競争政策 3 点セットとして①供給者から消費者優先、②新規参入規制の撤廃・規制緩和、③敗者の破綻処理が行われ再チャレンジが可能な社会づくりを実現します。当に、私の国会質問は、維新の党是に沿ったものだったのです。大阪・関西万博に係る予算の膨張が予想される中で、少しでも建設資材価格が適正な水準となるよう、公正な取引が担保されるよう、国会質問することが、なぜ処分に値するのか。まったく理解できないし、私には、弁明の機会も、与えられなかったのです。日本維新の会は、自民党と伍することの出来る近代政党として、飛躍をつづけなければなりません。二度とオーナー政党の悪弊が頭をもたげることのないよう、ここに厳重に指摘をしておきたいと存じます。

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(アーカイブ:2025.03.29)