自公維の合意間近

2025年2月13日に記者団に配られた日本維新の会の「社会保険料を下げる改革案(たたき台)」は、翌14日にも、そして未だに、公表されることなく、与党と維新との協議は(ハイレベルの協議体をつくることを約束し、それをもって)終了してしまいました。

当該ペーパーは添付写真のようなポエムが並び、具体的な数字は3,450億円だけ。結局、4兆円の内訳さえ示されないまま、自公維の協議は終了してしまったのです。

先般、その「たたき台」のベースになった1月22日付けのリークペーパーを紹介しましたが、「たたき台」が正式にリリースされない以上、維新という公党が何を考えているのかを示す唯一の手掛かりとなります。

こうした情報が一般国民に開示されていることが如何に重要か、国民の知る権利に貢献しているかは、改めて強調する必要もないでしょう。

結果、日本維新の会は、立憲民主党による予算案の包括的な修正案や国民民主党の基礎控除の引き上げとガソリン暫定税率の廃止を横目に、高校無償化一本で予算案賛成に突き進みそうです。

自公維の合意間近とみてよいのではないでしょうか。

他方、日本政治は、この2月で終わりではありません。大きな政治をどうつくるか、攻防はますます激しくなっていきますので、引き続き注視をいていきましょう!

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(アーカイブ:2025.02.18)