いまこそ速やかに解党したらよいのです。
朝日新聞が(日本維新の会の党勢が低迷し)"第三極に期待する有権者の選択肢は狭まるばかり"と嘆いていますが、吉村洋文代表自身が「価値観が近い」と明言する国民民主党があるのですから、有権者の選択肢は狭まりません。むしろ、維新が国政から撤退した方が、有権者には分かりやすい。維新が本当に既得権や身分に拘泥しない(党是)というなら、いまこそ速やかに解党したらよいのです。
と今夕の収録で話しました。
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ほんま、どうしたらええんかな――。野党第2党、日本維新の会の議員たちを取材していると、ため息ばかりが聞こえてくる。4月の朝日新聞の世論調査で政党支持率は3%。昨年12月に吉村洋文・大阪府知事をトップに執行部を刷新したものの、党勢回復は兆しが見えない状況が続く。…党の新鮮さは薄れ、期待感も国民民主に奪われている。国民民主が「手取りを増やす」に軸足を置く中、維新は改革の理念に立ち返り、早急に磨きをかけるべきだろう。維新幹部からは「特効薬はない。地道にやるしかない」と諦めに似た声が聞こえてくるが、それでは「第三極」に期待する有権者の選択肢は狭まるばかりだ。
※ X(旧Twitter)投稿を転載
(アーカイブ:2025.05.01)