日本維新の会が教育無償化、高校授業料無償化の「大阪方式」を断念
日本維新の会が教育無償化、高校授業料無償化の「大阪方式」を断念したことは高く評価するし、もう一つ(書き忘れていたけれど)嬉しかったのは、大阪府下から京都府など府外の私立高校に通う大阪府民にも、国からの就学支援金が配られることになったことです。
同じ府民なのに制度に参加しない私立に通う高校生にはビタ一文出さないとする吉村洋文知事には、一年半前の2023年10月にも直接陳情し救済をお願いしましたが、大阪府の私立高校団体から釘を刺されていたのか、吉村知事は絶対に首を縦にふらなかった経緯があったからです。
もちろん、私立への支援金が公立高の授業料に相当する年11万8800円からどれだけ上乗せされるかは今後の交渉ごとであり分かりませんが、無償化の是非をこえて、とにかく理不尽な不公平だけは許せなかったので、それが政府与党の判断で国が手当することとなり、深刻な「不公平」が一定程度解消に向かうということは、とても嬉しいことです。
詳しくは、『お待たせ!永田町アホばか列伝』にも書きましたが、公共の利益に資する観点から該当箇所を抜粋して紹介します。(添付)
自民、25年度の公立高無償化提案 維新・前原氏「キックオフだ」 | 毎日新聞
自民党の小野寺五典政調会長は6日、日本維新の会の前原誠司共同代表と5日に面会し、高校授業料に関する就学支援金制度の「年収910万円未満」の所得制限について、2025年度に撤廃する案を伝えたと明らかにした。公立高の授業料に相当する年11万8800円が公立・私立ともに一律支給され、公立は実質無償化される。党本部で記者団に語った。
※ 『お待たせ!永田町アホばか列伝』を転載
※ X(旧Twitter)投稿を転載
(アーカイブ:2025.02.07)