「維新は選択的夫婦別姓に賛成である」は不正確だがデマではない

 

◆今日、「夫婦別姓、賛成8割 アンケートに「別姓選べず結婚断念」4%」という報道をツイートしたら、足立さんは支持しているけど、「維新は選択的夫婦別姓に賛成」しているから嫌いだ、というメッセージを頂戴しました。

◆私は、次のように返事しました。「いわゆる民共の夫婦別姓法案は極端な内容で反対。維新は、最高裁型の旧姓使用を制度化すべきと考えています。この点は、選挙の度に公約にも入れているし、国会でも何度も取り上げています。」

◆女性の社会進出が進展する中で、結婚前の旧姓を結婚後も維持したいというニーズが一定数存在し、旧姓の社会的使用が制度的にしっかりサポートされていない現在の同一戸籍同氏制の下で、不便を感じてらっしゃる方々が増えているのは事実だと思っています。

もちろん、女性に限りません。サイボウズの青野社長の主張を見ても、戸籍上の筆頭者に対し同氏を強いられる配偶者が不便を感じてられるのは、間違いありません。

にもかかわらず、なぜ制度の見直しが遅々として進まないのでしょうか。私は、立憲民主党や共産党が戸籍制度や皇室制度を廃止したいがために極端な選択的夫婦別姓法案に固執しているため、だと考えています。

そこで、日本維新の会では、民法や戸籍法を改正するのではなく、自民党の旧姓併記でもなく、旧姓使用に一般的法的効力を与える維新版「選択的夫婦別姓」制度を提案し、昨年の参院選でもマニフェストに明記をしました。

混乱を招くだけの旧姓併記(自民党)と裁判所の女性判事が判決文で実現しているような旧姓単独使用可能化(日本維新の会)は、似て非なる提案です。

古いイデオロギーに拘泥して動こうとしないウヨクとサヨクとは一線を画し、国民が実際に直面している不便を解消するために合理的で実行可能な政策案を提示していく。

以下に、一連のツイートを紹介しますので、ご関心の向きがありましたら、是非ご覧ください。

 

(アーカイブ:2020.06.22)